2023年10月5日付で、ドローンライセンス(DJI CAMPスペシャリスト)を取得しました。
ドローンの飛行に必要な基礎知識と操縦技能の他、地学の測量実務等に精通したインストラクターに師事し、建物外壁の赤外線調査(漏水・タイルの浮きの調査)やCAD(コンピューター上での3D図面の作成)の技能も習得しました。
ドローンによる外壁調査
これまで外壁調査といえば、足場を架ける等の大掛かりな作業が必要となるため、費用との兼ね合いで「調査」単独での実施は殆ど行われていないのが実態でしたが、ドローンを利用することで大幅なコスト削減が見込めます。
これにより、大規模修繕工事をすぐに実施するのか、先延ばしできるのかの判断材料として”足場を架ける前に”安価に調査することが可能となり、大規模修繕工事発注に向けた管理組合内の合意形成にも貢献できると考えています。
ドローン空撮を利用したCAD図面作成
大規模修繕工事の仕様検討に際して、これまでは見積書上での記載と口頭説明(例えば、「建物4階西側タイル」等)で工事箇所を伝えられるだけなので、具体的にどこをどうするのかイメージしにくく、よくわからないまま「まぁよくわからないけどこれでいいか…」と発注する管理組合も多かったと思います。
ドローン空撮によりCAD(3D図面)を作成すれば、立体図面上に工事内容をプロットすることができ、どこをどのように修繕するのか、理事会・総会・工事説明会等での説明が楽になるだけでなく、データを保存しておくことで過去の修繕履歴が一目瞭然となるため、「あれ、前回の大規模修繕工事でここやったんだっけ…」となって膨大な書類を読み返すことも無くなります。
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