ネットの掲示板のマンション管理費・修繕費関係でよく見かけるのがこんな投稿。
「管理費・修繕費(修繕積立金)が値上がりして老後が心配…」
「修繕費不足で破綻するって話を聞いて不安…」
「毎月マンションの管理費・修繕費(修繕積立金)を払うのが馬鹿らしい」
みなさん先の見通しが立たないので不安に感じるんですよね。
ただ、ある程度の知識と経験があれば、マンションの管理費・修繕費(修繕積立金)で老後にいくらくらい支払うことになるのか予測はできます。
今回は、
- 管理費・修繕費(修繕積立金)の老後の負担は?
- 管理費・修繕費(修繕積立金)は自分たちで決める
- マンションの管理費が馬鹿らしいと思うなら
についてお話ししたいと思います!
マンションの管理費・修繕費の老後の負担が心配
マンションの管理費・修繕費(修繕積立金)の先々の支払い額や、老後の負担が心配…
そんな不安から解放される方法がたった1つあります。
それは…
理事会役員になることです。
今すぐ立候補しましょう。
人間が不安にある理由なんて簡単です。
先が見通せない・よくわからないものに対して人間は不安を覚えるようになってるんです。
理事会役員になって、理事会で他の役員の方や管理会社からお話しをしていくと、自然と管理費・修繕費(修繕積立金)の情報が入ってきます。
それでも情報が入ってこない、よくわからない場合はサポートしますので私にご連絡ください。笑
管理費・修繕費(修繕積立金)の老後の負担が不安という方は、ネットでぼやいてないでまずは理事会役員に立候補しましょう!
不安から解放されるためには現場で知識を付けるのがいちばんです☆
管理費・修繕費(修繕積立金)は自分たちで決められる
管理費・修繕費(修繕積立金)の老後の負担が不安だ、という方に恐らく共通しているのではないかと思うのですが…
管理費・修繕費って、管理会社だったり、自分以外の誰かが決めると思っていませんか?
違いますよ。
自分たちで決めるんです。
だから理事会役員に立候補するんです。
輪番やじゃんけん、くじ引きで人任せにしているから不安になるんです。
管理費・修繕積立金はどこまであがるのかについてはこちらの記事でお話ししていますのでご一読いただきたいのですが、ここでの予想額も理事会がきちんと議論して総会決議をしてくれることが大前提です。
修繕費(修繕積立金)の値上げが遅れればその分老後の負担額は増えることになりますので、心配という方は積極的に理事会・総会に出席するようにしてみてください☆
マンションのメンテナンスの時期も同様
管理費・修繕費(修繕積立金)と同じく、メンテナンス・修繕工事の時期も自分たち(=管理組合)で決められます。
決め方は↑でご紹介した「理事会基礎知識マニュアル」でお話ししたとおりです。
マンションの管理費が馬鹿らしいと思うなら
この件も含めて、ここまで共通で言えることだと思うのですが…
大体の事って、
自分たちでやるか、カネ払って人に任せるかの二択なんですよね。
で、そのカネが馬鹿らしい、老後が不安だと言うのなら自分で責任を持って理事長を務めるか、さもなくば戸建てに住めばよろしいかと。
といっても戸建てだって修繕は必要ですから、必要な修繕費の貯蓄やメンテナンス・修繕工事の時期は自分で判断することになりますが…
管理費についてははるぶー先生が面白い解説をされていて、
- 坪200万円のマンションなら㎡単価200円、坪300万円のマンションなら㎡単価300円くらい
- マンションの分譲価格が、購入者の世帯年収の5倍程度と仮定すると世帯年収の2%くらい
になるように設定されているケースが多いとのこと。
つまり、管理費は事実上マンションの居住者の収入レベルに応じて設定されているわけなので、管理費が馬鹿らしいと感じるということはご自身の収入レベルに不相応なマンションにお住まいになっている可能性が…
とはいえ管理費の支出を抑える方法は結構あるので、結論としてはやっぱり【自分で理事会役員やりましょう】かなぁ…
マンションの管理費・修繕費|老後の負担が心配まとめ
マンションの管理費・修繕費(修繕積立金)の老後の負担が心配…などについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
今回はどちらかというと心理学寄りなお話しになってしまいました…
もともと心理学専攻してたのでお許しください。笑
ただ、「なんで老後の負担が心配なのか」「なんで管理費・修繕費が馬鹿らしいと思うのか」という理由を考えるのはすごく大切で、それってマンションのせいではないんですよね。
幸か不幸か(?)マンションの区分所有者になったわけですから、このせっかくの機会にマンション管理を楽しんでみてはいかがでしょうか!?